職員ら特殊詐欺被害や手口学ぶ 桑名・長島総合自動車学校で防犯講話 三重

【職員に特殊詐欺の手口を教える木地事務局長=桑名市長島町西外面の長島総合自動車学校で】

【桑名】特殊詐欺の被害や手口について職員に理解を深めてもらおうと、三重県桑名市長島町西外面の長島総合自動車学校はこのほど、桑名地域生活安全協会の木地茂事務局長を招いて防犯講話を開き、約30人が耳を傾けた。

木地事務局長は、県内の特殊詐欺の発生状況を説明。1月―10月末までに278件の被害があり、被害額は約8億8890万円で、昨年1年間の被害額をすでに上回っていることなどを話した上で、県内で被害が発生した特殊詐欺の具体的な手口を紹介。「自分は大丈夫という意識は捨ててほしい。だまされないために重要なのは詐欺の手口を知ること。家族や周りの人にも伝えてほしい」と話した。