菰野町の「観光・食・温泉」満喫 ウォークイベントに400人 三重

【ウォーキングしながら、同町の「観光・食・温泉」を満喫=菰野町で】

【三重郡】三重県菰野町の湯の山温泉で23日、温泉街を巡り、食と温泉を楽しむイベント「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin湯の山温泉」(菰野町・菰野町観光協会主催、三十三銀行・三十三総研共催)が開かれた。同町での開催は2018年、19年、一昨年、昨年に続いて5回目で、昨年を100人上回る400人が参加した。約8キロメートルのコースをウォーキングしながら、同町の「観光・食・温泉」を満喫してもらい、温泉街の活性化につなげることを目指しており、同町は本年度の当初予算に事業費として230万円を計上していた。

【昨年を上回る400人が参加=菰野町で】

同総研によると、開催定員をコロナ前と同規模の400人まで増枠したところ満員御礼となり、県内・愛知県のみならず北海道・関東地方など全国各地から参加者が集まった。イベントスタッフは、町・観光協会・町内事業者に加え、三重大学・四日市看護医療大学など大学生、同行・同総研・大和リースなど地元企業からも参加し、総勢100人でおもてなしした。

開会セレモニーでは、よさこい・三味線・和太鼓など町内で活動する各団体が伝統的な演舞を披露したほか、諸岡高幸町長、同行の岩間弘特別顧問があいさつし、参加者を見送った。参加者は、紅葉に彩られた開湯1300年の湯の山温泉街をウォーキングしながら、湯の山温泉の僧兵味噌や町の特産「マコモダケ」などを使った料理やお酒などを楽しんでいた。

参加者はウォーキング後には温泉入浴券が配布され、湯の山温泉で心と体を癒していた。ゴール地点には、地元の特産品などを購入できる物販ブースが設けられ、町のお菓子・雑貨類などを買い求めるお客様でにぎわっていた。