投資名目、890万円詐欺被害 松阪の30代男性 暗号資産

【松阪】三重県警松阪署は18日、松阪市内の30代男性が暗号資産への投資名目で計約890万円分の現金と暗号資産をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性はSNS(交流サイト)を通じて知り合った人物から暗号資産への投資を勧められた。指定された口座にスマートフォンで複数回にわたって現金を振り込むなどした。

その後、投資分は出金できない状態になっていた。男性が他県の警察から「詐欺に使われた口座にあなたの入金履歴がある」との連絡を受け、同署に相談して被害が発覚した。