まちに出て「健幸」に 20日、いなべでシンポジウム 三重

【来場を呼びかける藤田代表=いなべ市内で】

【いなべ】誰もが健康で幸せに暮らせる「まち」のあり方を考えるシンポジウム「まちに出て健幸になる」が20日午後1時から、三重県いなべ市藤原町市場の藤原文化会館である。参加は無料で、定員200人。誰でも参加でき、関係者が来場を呼びかけている。

いなべ市に住む高齢者や障害者を対象に、市内の集いの場や通院、買い物などを車で無料送迎している同市のボランティア団体「あじさいまごころ隊」(藤田進代表)と、摂南大学(大阪府)の樫田美雄教授が代表を務める「ショッピングリハビリ研究会」が主催。国土交通省が支援する本年度の「共創・MaaS実証プロジェクト」の一環で開催される。

当日は、東京大学大学院の似内遼一氏による「”まち”で健康に暮らす」と題した基調講演や、藤田代表があじさいまごころ隊の取り組みや活動内容を報告、藤田代表ら登壇者によるパネルディスカッションなどがある。