看護師への道、決意を新たに 桑名高で戴灯式 病院実習前に38人

【ナイチンゲール像が手にするろうそくから移した火を受け取り整列する2年生=桑名市東方の桑名高校で】

【桑名】三重県立高校で唯一、衛生看護科を設けている桑名市東方の桑名高校で14日、病院実習を前にした同科の2年生38人が「戴灯式(たいとうしき)」に臨み、看護師の道に進む決意を新たにした。

式で生徒らは「信頼される看護師になる」「一人一人の患者さんに寄り添った看護をする」などと順に決意を述べ、壇上に上がった。ナイチンゲール像が手にするろうそくから自分のろうそくに火を移すと整列し、全員で看護の心構えを説く「ナイチンゲール誓詞」を唱えた。

実習は18日から29日まで。桑名市総合医療センター(同市)と四日市羽津医療センター(四日市市)で取り組む。