【伊勢】観光客でにぎわう三重県伊勢市の伊勢神宮内宮周辺のおはらい町通りで7日、市内の防犯ボランティア団体らでつくる伊勢市自主防犯団体連絡会は、スリや置引など盗難被害への注意を呼びかける啓発活動を行った。
犯罪や事故が増加しやすい年末を前に、防犯意識を高めてもらおうと、毎年実施している。この日は、会員や伊勢署員ら約40人が参加。「防犯パトロール」などと書かれたプレートを掲げ、観光客に啓発品を手渡しながら「スリや車上狙いに気を付けてください」などと呼びかけた。
同連絡会の稲葉洋二会長(73)は「年末年始は、盗難被害が増える傾向にある。注意を呼びかけて被害を防ぎ、観光客に気持ちよく過ごしてもらいたい」と話していた。