「熊野五箇寺」を巡ろう スタンプラリー参加を呼びかけ 熊野市記念通り商店街振興組合

【スタンプラリー台紙を手に、参加を呼びかける伊東専務理事=熊野市木本町のいこらい広場で】

【熊野】熊野古道の世界遺産登録20周年を記念し、三重県の熊野市記念通り商店街振興組合は、木本三山などを巡るスタンプラリーを実施している。5カ所でスタンプを集めると、抽選で特産品が当たる。来年3月末まで。

同組合によると、熊野古道を歩く観光客や市民に、商店街一帯の魅力を知ってもらおうと、初めて企画した。いこらい広場(同市木本町)や市観光公社(同市井戸町)で配っているスタンプ台紙を入手して参加する。

極楽寺と大雲寺、祐福寺の木本三山に、称名寺と瑞雲寺を加えた「熊野五箇寺」を訪れてスタンプを押す。いこらい広場か市観光公社に台紙を持って行くと、御朱印がもらえるほか、抽選で3人に市特産品が当たる。

五箇寺に加え、松本峠の鉄砲傷のお地蔵さま付近に設置されたスタンプも押すと、毎月第4日曜の「いこらい市」開催時に、いこらい広場で、飲用酢「新姫びねが~」を1杯プレゼントする。

五箇寺と松本峠の詳細は台紙で確認できる。同組合の伊東威専務理事は「五箇寺を巡った後、松本峠から七里御浜の絶景を楽しんでほしい。熊野の良さを発見してもらえたら」と話している。