親子ら全身で絵の具遊び 津・ネッツトヨタ三重、アーティスト新宅さん講師

【互いに絵の具をつけあって遊ぶ新宅さん(右)と参加者=津市桜橋の県教育文化会館で】

ネッツトヨタ三重(津市垂水、平野真也社長)は2日、同市桜橋の県教育文化会館でアートイベント「絵の具であそぼう」を開いた。全国でアートイベントを開くアーティストの新宅百絵さんを講師に、同社の顧客や一般募集に応じた親子計50組約160人が、全身を使って絵の具遊びを楽しんだ。

地域の子どもとつながり、子どもの成長や思い出に残るイベントを行うことで地域貢献する、同社顧客の小学6年までの子を対象にした「チューリップくらぶ」のイベント。午前と午後の2部制で、午前は同クラブ会員、午後はSNS(交流サイト)の呼びかけで申し込んだ一般の親子が参加した。

新宅さんは絵の具遊びを始める前に注意事項として、参加者に「絵の具を飛ばさないよう注意する」「ゆっくり歩く」など五つの約束を説明。

参加者はカップに入った絵の具を受け取ると、床に敷かれた白い紙に、手や足などに絵の具を付けて思い思いに絵を描いたり、服に絵の具を付け合ったりして楽しんでいた。最後におみやげ用にちょうちんかトートバックが配られ、手や足に絵の具をつけ自分の好みに絵を描いたり模様をつけたりしていた。

四日市市から参加した山中翠惟くん(4つ)は「絵の具でちょうちんに絵を描くのが楽しかった。普段体験できないことが体験できてよかった」と感想を述べた。