自然薯とサツマイモを収穫 亀山の加太小児童ら「大きいの採れた」

【収穫した自然薯を持つ6年生ら=亀山市加太北在家で】

【亀山】三重県亀山市立加太小学校(武内早奈美校長)の児童らは10月31日、同市加太北在家の休耕畑約80平方メートルで、4月に植え付けした自然薯(じねんじょ)と、5月につる植えしたサツマイモを収穫した。

食育に関する総合学習の一環。地元住民らの協力で毎年、実施している。

栽培に協力した松本勇造さん(81)と中川孝義さん(76)は「皆さんが植え付けした自然薯とサツマイモが土の中で大きく育っているか楽しみに収穫してください」とあいさつした。

【サツマイモを収穫する1、2年生ら=亀山市加太北在家で】

1、2年生計9人はサツマイモを、6年生9人は自然薯を土の中から丁寧に掘り起こした。2年生の佐藤歩さん(7つ)は「大きなサツマイモが採れた。天ぷらにして食べる」、6年生の青信之介さん(11)は「土の中から、細くて長い自然薯が出てきた。すりおろしてご飯にかけて食べる」と話していた。