書写とポーセラーツ作品150点 四日市の教室がコラボ展 三重・菰野町

【作品を紹介する髙森さん(右)と生徒=菰野町千草の希望荘「ギャラリー望」で】

【三重郡】三重県四日市市三滝台の書写とポーセラーツの教室「サロン・デ・ピアノピアノ」を主宰する髙森千恵子さん(54)は30日、菰野町千草の希望荘「ギャラリー望」で「書くと描く・書とアートのコラボ展」を開いた。教え子40人の作品約150点を展示している。11月4日まで。

園児から小学生までの生徒らが、百人一首の和歌を硬筆で書いた掛け軸、「夢」や「春」など好きな一文字をしたためた色紙が並んでいる。

皿やカップ、人形などの白磁に専用の絵の具で絵を描いて焼成したポーセラーツでは、キルンアート協会コンクール優秀賞を受賞した、盛り技法で金彩を施した豪華なティーセットをはじめ、飾り絵皿や重箱、白雪姫&7人の小人、内裏びななど多彩な作品が展示されている。

髙森さんは「教室開講からポーセラーツは10年、書写は2年、生徒と共に楽しみながら学んでいます。書くこと、描くことの面白さを多くの方々に知っていただきたい」と話していた。