960万円分詐欺被害 津の男性、暗号資産投資名目

【津】三重県警鈴鹿署は29日、津市の30代男性がSNS(交流サイト)を通じて知り合った人物に、現金と電子マネー約960万円分をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

同署によると、男性は15日ごろ、SNS上の副業に関する広告をきっかけに女性名の人物のLINE(ライン)を登録。暗号資産の投資を勧められ、19日、電子マネー3千円分を指定されたアドレスに送金した。

利益が出ていると信じた男性は、23日までに11回にわたって現金を振り込むなどして現金と電子マネー約960万円分をだまし取られた。利益を引き出せず、同署に相談して発覚した。