フードバンクに食料品など寄贈 NTT西日本三重支店「ぜひ活用を」

【社員が持ち寄った食料品を前に青木代表(右)にコメを渡す佐藤支店長=津市桜橋のNTT津桜橋ビルで】

NTT西日本三重支店(津市、佐藤麻希支店長)は28日、津市桜橋の同支店で贈呈式を開き、グループ会社の社員が持ち寄った食料品や日用品など1324点を「フードバンク多文化みえ」(津市、青木幸江代表)に贈呈した。同団体を通じて県内の困窮家庭を支援する団体などに提供される。

食品ロス削減や貧困問題などの社会課題解決に向けたSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みとして、令和2年から同支店やグループ会社の社員が持ち寄った食料品を同団体などに寄贈し、今回で6回目。

県内8拠点に呼びかけ、約150人からコメ90キロ、レトルト食品や缶詰、衣類などが集まった。

贈呈式で佐藤支店長は「いろいろなところで活用してもらえるものが集まったので、ぜひ活用してほしい」と食料品を手渡した。青木会長は「生活困窮者とのつながりの入口になるのが食べ物。食べ物の提供そのものも意味があるし、それを通してつながることも意味があるので活用させてもらう」と謝辞した。