2020年以来の秋の東海大会出場の四日市大が、日大国際関係学部を8―7で退け、苦しみながら26日からの決勝トーナメントに駒を進めた。1番の3年生西村を起点に初回から打線が繋がり、三回までに8安打7得点。今季三重県リーグ戦で敢闘賞を受賞した3年生右腕間瀬を始め6投手を投じて、昨秋の東海大会準優勝校の終盤の猛追をかわした。
この秋、おもに中軸を任され、1番を打つのは「今年春以来」の西村は「出塁を期待されての1番。塁に出ることだけ意識していた」。一回、右越え三塁打を放って出塁後、敵失に乗じて先制の生還を果たすなどの活躍で起用に応えた。「明日も総力戦、やれることだけやる」と話す黒田監督も「(皇學館大に次ぐ2位の秋の県リーグ戦に比べ)打線をつながないといけないという意識は出てきた」と話した。