全障スポへ8競技51人 津で三重県選手団結団壮行式

【全障スポ県選手団結団壮行式で、枡屋県子ども・福祉部長から県旗を受け取る前田団長=津市の県庁講堂で】

26日から28日まで佐賀県内で開かれる、第23回全国障害者スポーツ大会(全障スポ)「SAGA2024」の三重県選手団結団壮行式が24日、津市広明町の県庁講堂であり、県旗が、枡屋典子県子ども・福祉部長、団長の前田浩司県障がい者スポーツ協会会長を経て、旗手の鈴木空選手(チームみえりく)に託された。

県内からは陸上競技、水泳、グランドソフトボールなど8競技に51人の選手が出場する。鈴木旗手は陸上知的障害の選手で2年前の栃木大会で男子200メートルなど3種目で入賞した。団体競技のグランドソフトボールは昨年の鹿児島大会で銅メダルを獲得した。

水泳はパラリンピック代表経験者も出場する。運動機能障害S7クラス男子100メートル背泳ぎでアテネパラリンピック7位などの実績を持つ紀北町職員の細川宏史選手(53)は出場を予定していた21年の全障スポ三重大会がコロナ禍で中止になった。「(全障スポ大会出場を)楽しみにしていた。大会を盛り上げられるよう頑張る」と話した。