大同生命厚生事業団が助成金 桑名と志摩の団体に贈呈 三重

【贈呈状を手にする西田代表(中央)と辻村代表(左)=四日市市鵜の森の大同生命保険三重支社で】

【四日市】地域のボランティア活動や保健福祉研究を支援する大同生命厚生事業団(大阪市)は23日、「シニアボランティア活動助成」として、三重県桑名市の「地域交流の広場ネットワーク」と志摩市のNPO法人「TEAM笑美S(えびす)」にそれぞれ10万円を贈った。

地域交流の広場ネットワークは、毎月一回、桑名市の多度すこやかセンターに高齢者が集う「通いの場」や、ボイストレーニングと歌で楽しみながら健康づくりに取り組める場所を設けている。TEAM笑美Sは、障害者の就労支援や地域活性化に取り組んでいる。

贈呈式が四日市市鵜の森の大同生命保険三重支社であり、池田敏之支社長が2団体の代表者に贈呈状を手渡した。

地域交流の広場ネットワークの西田喜久子代表(66)は「さらに活動を充実させていきたい」と礼を述べた。TEAM笑美Sの辻村知身(ともみ)代表(73)も「ありがたい。今後も地域の人に喜んでもらえる活動をしていきたい」と話した。