【鳥羽】鳥羽市の中村欣一郎市長は22日の定例記者会見で、市のふるさと納税返礼品として、「ラッコのメイキラひとり占めプラン」を提供すると発表した。鳥羽水族館が来年開館70周年を迎えることを記念したプレ企画で、同館の人気者のラッコ「メイ」と「キラ」(いずれも雌)を水槽前で貸し切りで見学できる。22日から申し込みを受け付けている。
メイは、5月に市のふるさと応援大使に任命され、鳥羽の知名度向上に向けた取り組みを行っており、今回も市を応援するために一緒に暮らすキラとともに協力した。これまでも市と同館が連携した返礼品として年間パスポートを提供し、人気を集めているという。
ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」で市に10万円を寄付し、同プランに申し込む。1日1組限定(定員2人)。3―4人で参加したい場合は寄付2口の申し込みが必要。見学時間は午前8時―同9時半。見学後、館内のレストランで水族館スタッフと同じ朝食メニューが味わえる。実施日は12月1日―来年2月9日までの日曜日(1月12日を除く)。
中村市長は「鳥羽きっての人気者のキラとメイがふるさと納税と結びついたとても面白い企画なので期待している」と話した。