東京都新宿区のJICA市ケ谷ビルでこのほど、「第64回海外日系人大会」(主催・海外日系人協会)があり、三重県鈴鹿市三日市町の県立飯野高校の在日日系人3人が、それぞれの意見を話した。
同大会は「乗り越えよう、分断と対立の時代を!共生の実現に貢献するニッケイ社会」をテーマに、今月15―17日の3日間開催。最終日には「分断と対立を乗り越えるモデルとして、ニッケイ社会は共生社会作りに取り組む」と大会宣言した。
3人は17日に登壇。3年の金子在由実さん(18)は「私の将来について」、2年の老子ギレルメさん(17)は「私の夢」、2年のネベス・ペドロさん(16)は「十年後の自分」についてそれぞれスピーチし、日系ブラジル人4世の金子さんは「いろいろな苦労があった。自分の経験を強みにして、地域で外国人をサポートする人材なりたい」と話した。
そのほか、16日にはパネルディスカッションがあり、県内で活動する愛伝舎の坂本久海子理事長がパネリストの一人として参加した。