市民課「書かない窓口」に 亀山市 来月から入力支援導入

【定例記者会見に臨む櫻井市長=亀山市役所で】

【亀山】亀山市の櫻井義之市長は22日、市役所で、定例記者会見に臨み、来月1日からマイナンバーカードを活用した、市民課窓口で「窓口入力支援システム」を導入すると発表した。

同システムは、書かない窓口の一環。住民票や戸籍証明書などの各種証明書の取得のほか、転入・転出などの住所異動の手続きを、マイナンバーカードを使うことで、各種申請書の記入に係る負担の軽減と時間短縮を図るのが狙い。これまで通りの手書きでの窓口手続きと併用する

同システムは、県内の四日市、桑名、松阪など10市が導入している。また、同市のマイナンバーカードの交付率(9月末現在)は82・28%。県平均81・95%を若干上回っている。

櫻井市長は「システムを導入することで、窓口での滞在時間の短縮を図り、窓口業務の向上を目ざす」とし、「マイナンバーカードの普及促進にもつなげたい」と話した。