「名峰富士」が登場 なばなの里でイルミネーション始まる 三重・桑名

【「名峰富士」をテーマにしたイルミネーション=桑名市長島町駒江漆畑のなばなの里で】

【桑名】三重県桑名市長島町駒江漆畑の「なばなの里」で19日、恒例のイルミネーションが始まった。今年のメイン会場のテーマは「名峰富士」。発光ダイオード(LED)で表現されたさまざまな表情をした富士山が、訪れた人の目と心を引きつけている。来年6月1日まで。

【「名峰富士」をテーマにしたイルミネーション=桑名市長島町駒江漆畑のなばなの里で】

音楽とともに、山頂に太陽が重なって輝く「ダイヤモンド富士」や葛飾北斎の浮世絵をモチーフにした「赤富士」など、8分で全13シーンを繰り広げる。富士山にツルや獅子舞が登場したり、大漁旗も現れる。

高さ35メートルと、昨年よりもスケールアップした。市内から訪れた竹内初美さん(60)は「毎年来ているが、今年はスケールが違う! 富士山は日本の象徴なので、やっぱりいいですね」と話していた。

点灯は日没から閉園の午後9時までで、同10時まで延長する日もある。問い合わせは、なばなの里=電話0594(41)0787=へ。