ホテルの仕事に挑戦 伊勢・厚生小児童、笑顔で対応 三重

【フロントで宿泊客役の保護者に笑顔で対応する児童=伊勢市の三交イン伊勢市駅前別館グランデで】

【伊勢】三重県伊勢市のホテル「三交イン伊勢市駅前 別館Grande(グランデ)」で14日、地元の厚生小学校の児童らが、ホテルの仕事体験に挑戦した。

仕事体験は、三交イン(名古屋市)が運営するホテルで宿泊客向けに開催してきたキッズプログラム。今回は地域交流の一環として、初めて近隣の児童を招待して実施した。

この日は、厚生小の1―3年生の5人が参加。体験用の制服に身を包み、少し緊張した様子で「いらっしゃいませ」「かしこまりました」などと、元気にあいさつの練習をした。フロント業務の体験では、宿泊客役の保護者を笑顔でお出迎え。背筋を伸ばし丁寧な言葉で、チェックインの手続きやラウンジバーを案内した。客室の備品の確認や、枕カバーの付け替えなども体験した。

参加した3年生の垣内琳太さん(9つ)は「客室は細かいところまで整えられていてすごいと思った。丁寧な言葉づかいや笑顔の大切さを教わった。いつか泊まってみたい」と話していた。