衆院選が公示 三重小選挙区 13人が立候補 比例単独には4人

【右から出口洋介候補、田村憲久候補、福森和歌子候補、山本里香候補、下野幸助候補、川崎秀人候補、森口あゆみ候補、石原正敬候補、伊藤昌志候補、岡田克也候補、中川民英候補、青沼陽一郎候補、鈴木英敬候補】

第50回衆院選は15日に公示された。県内4つの小選挙区には与野党の13人が立候補し、全ての小選挙区で与野党が対決する構図となった。候補者らは27日の投開票に向け、12日間にわたって舌戦を繰り広げる。

令和3年以来、約3年ぶりの衆院選。自民は前回の県内小選挙区で比例復活を含めて候補者4人全員が当選し、議席は3から4に増加。野党は2人にとどまった。今回は自民が優位を保つか、野党が巻き返すかが注目される。

県内の小選挙区に立候補した13人は、届け出政党別で自民4人、立憲民主4人、日本維新の会2人、共産3人。前職は5人、新人は8人。男性は10人、女性は3人。小選挙区別では1、3、4区が3人ずつ、2区が4人となっている。

4人の県内出身者が比例東海ブロック(定数21)に単独立候補した。内訳は前職1人、新人3人。政党別で自民2人、公明1人、立民1人。県内小選挙区に立候補した13人のうち、自民、立民、維新の8人が比例代表にも重複立候補した。

この日、県内小選挙区の候補者らは「メッセウイング・みえ」(津市北河路町)で立候補の届け出を済ませた後、出陣式や遊説などに臨んだ。期日前投票は公共施設などの98カ所で実施し、早いところでは16日に始まる。