伊勢まつり始まる みこし練り、鼓笛隊パレード 三重

【外宮に奉納する初穂を載せたみこしを担ぐ参加者ら=伊勢市で】

【伊勢】三重県伊勢市の秋の風物詩「伊勢まつり」が12日、伊勢市駅周辺で始まった。汗ばむほどの秋晴れの下、子どもらのパレードや威勢のよいみこしの練り歩きなどが繰り広げられ、多くの人出でにぎわった。

県道鳥羽松阪線の伊勢市駅前から宮町交差点の約1キロを主会場に、パレードや出店など、2日間で延べ約210の団体が参加する。

初日は、小学生の鼓笛隊や伊勢音頭のパレード、みこしに初穂を載せた「神宮初穂奉納神輿(みこし)」、地元有志らによる勇壮な「宮後ねぶた」などが登場。沿道に集まった市民らは拍手を送ったり、写真を撮ったり、にぎやかな祭りの雰囲気を楽しんでいた。

13日は、午前9時40分―午後5時まで。御木曳車の運行やよさこい踊りなどがある。