27日に「アロハナくまの」 音楽やダンスでハワイ文化に親しむ 熊野・三重

【来場を呼びかける実行委の内海代表(左)ら=熊野市役所で】

【熊野】音楽やダンスを通じてハワイ文化に親しむイベント「アロハナくまの2024」が27日10時から、三重県熊野市磯崎町の井内浦農村公園で開かれる。今回は同市出身の演歌歌手、紀の川良子さんが初出演する。

市内の魅力を発信して地域活性化につなげようと、平成27年に地元住民でつくる実行委員会「くまロコ」が始め、9回目。協賛金とグッズ収益のみで運営している。昨年は県内外から約800人が来場した。

今回は、熊野にある魅力の再認識、再発見を目指し「やっぱええねぇ。」をテーマに設定。地元の紀の川さんや熊野鬼城太鼓をはじめ、県内外から16団体、約200人がフラダンスやウクレレ、和太鼓などを披露する。

会場の露店エリアには、初出店の2店を含む19店舗が出店。ハワイアン雑貨や本場の料理が楽しめるほか、イベントオリジナルTシャツも購入できる。各店舗でイベント10年目を祝う特別メニューも用意するという。

サーフボードアートを体験できるブースも初めて設置。自由に色付けしてもらう白色の板と、尾鷲市の神仏絵師、縁画さんが描いたハワイの神様の上に色を塗る板の2種類を用意した。完成後にステージで披露する。

10日に同市役所で記者会見した、実行委の内海里江代表(44)は「熊野は温暖で自然豊かなところがハワイに似ている。一日笑顔で過ごしてもらい、帰るときに笑顔で熊野はええねぇと思ってもらえれば」と話した。

実行委はインスタグラム(alohana.kumano)で14日まで1万円の協賛枠を販売している。オリジナルアロハシャツに企業名を掲載し、プレゼントする。問い合わせはインスタグラムのメッセージへ。