MIロジが破産手続き開始決定 伊賀の輸送業、帝国DB四日市発表 三重

帝国データバンク四日市支店は10日、輸送などを手がける「MIロジ」が津地裁伊賀支部から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は8日付。負債は約1億700万円。

支店によると、同社は平成29年に設立。積み荷の運送業務に加えて物流倉庫での保管や配送なども手がけ、令和2年5月期には約2億3千万円の年収入高を計上していた。

一方、コロナ禍で受注が落ち込んだほか、事業拡大に向けて契約した県内の倉庫で予定通りの受注を確保できず。今年5月期の年収入高は1億4千万円に落ち込み、同年8月に事業を停止していた。