三重出身2選手は無安打 熊野で日本女子ソフトリーグ、小泉病院敗れる

【小泉病院―花王コスメ小田原 4回裏2死走者なしで右飛に倒れる小泉病院・井田=くまのスタジアムで】

日本女子ソフトボールリーグ第4節は27日、三重県熊野市有馬町のくまのスタジアムなどで5試合があり、県出身の2選手が所属する小泉病院ブルーアローズ(広島県)は、花王コスメ小田原フェニックス(神奈川県)に0―5で敗れた。

小泉病院は創部4年目の2022年から同リーグに新規参入し、サファイアセクションに加盟している。昨季は8勝5敗の同セクション2位で、プラチナセクションを含む各組上位2チームの順位決定戦に挑み、総合2位で終えた。

先発の川村は二回、先頭打者に二遊間を抜ける右前打を許し、暴投や連打でピンチを広げると、ベンチは1死満塁で2番手原田にスイッチ。原田も左越え2点適時二塁打を許し、被安打4で4失点した。打撃陣は3安打と沈黙した。

3打数無安打に終わった松阪市出身の2年目、5番井田=創志学園=は「初球打ちを意識したが、振り切れなかった」、2打数無安打に終わった鈴鹿市出身の3年目、9番上田=津商業=は「1打席目の当たりは良かった」と話した。

小泉病院は今季第3節終了時点で、4勝6敗で6チーム中5位。前節は台風10号の影響で不戦敗だった。28日にCitrineIchinomiya(愛知県)と、29日にルネス紅葉スポーツ柔整専門学校(滋賀県)と対戦する。