<秋の高校野球>菰野15安打13得点、継投で1失点

【菰野―津西 先発し3回1/3、6奪三振無失点投球を披露した菰野・栄田=津球場で】

2季連続の甲子園に向けて菰野がコールド発進。津西を相手にチーム15安打の猛攻で七回までに13得点すると、栄田と贄の2年生投手と、これが高校入学後公式戦初登板となった1年生右腕大前の継投で失点を失策がらみの1点に抑えた。

夏の甲子園1回戦で南陽工(山口)に勝ち同校初の1勝。聖地初勝利の立役者になった2年生左腕栄田が先発し、3回1/3無安打6奪三振無失点の好投で試合を作った。140㌔台の直球も披露して甲子園から戻って約3㌔増量した成果も披露。「全員で(甲子園に)戻るという気持ちでいる。(他校に)対策されてもいつも通りの投球で一戦ずつ勝ち上がる」と気合い十分だった。