10月12、13日に「伊勢まつり」 パレードや出店、ライブなど多彩 三重

【「伊勢まつり」のポスターを手にアピールする実行委事務局の担当者ら=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市の秋の風物詩「伊勢まつり」が、10月12、13の両日、伊勢市駅周辺で開催される。パレードや飲食の出店、ライブイベントなど多彩な催しで市街地を彩る。

県道鳥羽松阪線の伊勢市駅前から宮町交差点の約1キロの区間が主会場となる。鼓笛隊やみこし、踊りといった各種パレードやイベント、飲食の出店など、2日間で延べ約210団体が参加。初日の12日、午後5時半ごろからは宮後ねぶた飾り車の運行、同8時15分からは御薗手筒花火で盛り上げる。

祭り期間中は、会場や周辺で交通規制がある。市内の宮川親水公園に最大400台収容の臨時駐車場を開設し、祭り会場まで無料シャトルバスを運行する。

伊勢まつりは、伊勢神宮の神嘗祭を奉祝する行事として明治28年に始まった「伊勢おおまつり」がルーツ。平成21年に改名し、市民主体の祭りとして続いている。

実行事務局の市市民交流課の担当者は「パレードや出店など、参加者は昨年より大幅に増えている。市民が主役の祭り。にぎやかに盛り上げてほしい」と話している。

問い合わせは市民交流課=電話0596(21)5549=へ。