7人の感性光る43点 伊勢で「度会町写景会」が写真展 三重

【会員らの感性が光る作品を紹介する写景会の世古代表(左)ら=伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で】

【伊勢】三重県伊勢市川端町の尾崎咢堂記念館で、度会町のアマチュア写真家らでつくる「度会町写景会」の作品展が開かれている。23日まで。17日は休館。

同会は約30年前、町の公民館講座の受講生が結成し、現在は70―80代の男女7人が所属。会員らは自分のテーマに合わせて楽しみながら撮影に取り組み、月1回開く例会で情報交換などをして交流を深めている。

同展は年に一度開催。今回は会員らの感性が光る43点を展示した。室戸岬の夕景を切り取った作品や友人と登った北穂高岳、コンクリートの割れ目から伸びたナンテンの生命力を表現した作品、夜空を彩る花火などが訪れた人の目を楽しませている。

世古道也代表は「季節感あふれる作品や自分の得意な分野の作品を展示しているので見てもらえれば」と話した。