地域福祉と交通安全で連携 いなべ市とあいおいニッセイ同和、ダイハツ三重が協定

【協定を結んだ3者(左からダイハツ三重大久保社長、いなべ市日沖市長、あいおいニッセイ三重支店藤森支店長=いなべ市役所で】

【いなべ】いなべ市とあいおいニッセイ同和損害保険三重支店(津市羽所町、藤森宗高支店長)、ダイハツ三重(四日市市北浜田町、大久保誠人社長)の3者は17日、地域福祉と交通安全に関する包括連携協定を結んだ。

協定によりあいおいニッセイとダイハツ三重がそれぞれ有する人的・物的資源を活用し、同市の地域福祉の向上と活性化を目指す。3者はこれまでも同市のボランティア団体の送迎に使うシェアカーの提供や、安全運転講習への支援などで連携しており、今回の協定締結に至った。

いなべ市役所で日沖靖市長と大久保社長、藤森支店長が協定書に署名した。

日沖市長は「中山間地であり、生活の足である公共交通は欠かせない。そういった面で今後も協力の輪が広がっていけば」とあいさつ。大久保社長は「交通安全について重点的に取り組んでおり、今回の連携を喜ばしく思う。地域のみなさまの安全と魅力的なまちづくりに貢献できれば」、藤森支店長が「地域や社会のみなさまから選ばれるための取り組みや、得られたデータやノウハウを活用し、町・人・仕事を通じた地方創生の一助となれれば」とそれぞれ話した。