高齢者施設にあられを クラギ、松阪市社協に寄贈 三重

【田舎あられを寄贈する(左から)中村部長と西村施設長、中森会長=松阪市殿町の同市社会福祉会館で】

【松阪】敬老の日(16日)を前に、「農業屋」を展開するクラギ(竹内秀樹社長、三重県松阪市川井町)は13日、同市殿町の同市社会福祉会館で同市社会福祉協議会へ田舎あられ三升缶を25個寄贈した。ケアハウスや養護老人ホーム、高齢者生活福祉センターの7施設に配る。

同社は地域貢献活動として年3回、田舎あられやメロンを同市社協を通じて福祉施設へ贈呈している。

寄贈式で同社の中村篤史管理部長は「この地域にはあられをお茶漬けにして食べる良い文化がある。お好みに合わせて食べてほしい」と呼びかけ、同市社協の中森弘幸会長から感謝状を受け取った。

受け取る施設を代表して同市井村町の養護老人ホーム「百花苑」の西村弘美施設長が、「50人が入居し、毎年楽しみにしている。塩分が少なく、食事制限の方も喜んで召し上がっている」と謝辞を述べた。