小林マサヲさん来年100歳 いなべ市長、長寿を祝福 三重

【小林さん(右)宅を訪問し賞状と銀杯を贈った日沖市長=いなべ市内で】

【いなべ】三重県いなべ市では本年度、15人が100歳を迎える。日沖靖市長は12日、中でも、自宅で元気に過ごしている小林マサヲさん(99)宅を訪問し、賞状と銀杯を渡し、長寿を祝った。

来年3月16日に100歳を迎える小林さんは、縫製業を50年以上続けており、月曜日から土曜日まで毎日、午前8時半から午後5時まで電動ミシンを使って縫製の仕事をしている。

小林さんによると、仕事をほとんど休んだことがないほか、日曜日は畑仕事をしており「疲れたと思ったことがない」という。仕事が終わると日記をつけ、孫が買ってきてくれるクロスワードパズルをしているという。

日沖市長に元気の秘訣(ひけつ)について聞かれると、小林さんは「三度の食事をきちんと朝昼晩食べる」「自分のできることは全部自分でする」「仕事しとるで、生きがいがある。仕事が好きなんやで」「控えめに生きてきた。争いのないように、争いのないようにと」と答え、今後も長生きするために「毎朝10分ほどの散歩を続けていきたい」と話していた。