五重塔やかもしか大橋描く 四日市で「たけのこの会」絵画展 三重

【会員らの会心作が並ぶ会場=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】三重県四日市市諏訪栄町の近鉄文化サロン四日市絵画教室「たけのこの会」(岡本有希代表)は13日、同市安島の市文化会館第四展示室で「第15回たけのこの会展」を開いた。独立協会準会員の画家伊藤宏さん(84)の指導で、会員11人が自由なテーマで描いた水彩、油彩、パステル作品など20点を展示している。15日まで。

京都・東寺の五重塔と桜が照明に浮かび上がる「ライトアップ」、色鮮やかに熟したビワを質感豊かに表現した「枇杷」、湯の山の御在所ロープウエーに続く緑豊かな風景を描いた「かもしか大橋」、旅先での娘夫婦を描いた「天橋立」など、会員らの会心作が、来館者らの目を楽しませている。

岡本代表は「それぞれの個性を大切に伸ばしてくれる講師の下、自由に楽しく創作活動をしています。多くの方に見ていただきたい」と話していた。