ひき逃げ疑いで女を逮捕 津署、女性の死因は脳挫滅

【津】道路上にいた女性をはねて逃走し、死亡させたとして、三重県警津署は11日、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)と道交法違反(救護・報告義務)の疑いで、明和町斎宮、飲食店従業員城山文代容疑者(43)を逮捕した。

逮捕容疑は9日午前3時20分ごろ、津市藤方の国道23号上りで軽乗用車を運転中、市内の女性看護師(28)と衝突し、救護せずに逃走した疑い。「人をはねたという認識はなく、イノシシや鹿をひいた感覚だった」と容疑を否認している。

同署によると、城山容疑者は9日午前8時15分ごろ「事故をした。何かに乗り上げた」と、同署に出頭した。事故当時は津市内の勤務先に向かっていたという。女性看護師の死因は、頭を圧迫したことによる脳挫滅だったことも判明した。