10月6日に「三宝大荒神護摩供」 尾鷲の荒神堂、見学ツアー参加者募集 三重

【昨年の「三宝大荒神護摩供」を見学する参加者ら=尾鷲市南浦の八鬼山荒神堂で】

【尾鷲】熊野古道・八鬼山の荒神堂(三重県尾鷲市南浦)で10月6日、護摩木を火にくべて身を清める「三宝大荒神護摩供(ごまく)」が開かれる。尾鷲観光物産協会は同1日まで、見学ツアー(2コース)の参加者を募集している。

同協会によると、供養は荒神堂が再建された令和元年から営まれ、修験道の総本山「金峯山寺」(奈良県吉野町)の五條良知管領らが護摩木を燃やして経を唱える。見学ツアーは5回目。例年は100人ほどが参列する。

八鬼山越えトレッキングコース(10キロ)は、同市向井の熊野古道センターを出発し、三木里駅まで電車で移動。三木里側の登山口から八鬼山を越える。最大標高は647メートル。急な坂道も多く、健脚向けとなる。

バスとプチトレッキングコースは、市役所に集合してバスで移動。30分かけて山道を歩く。

各コースに景勝地を安全に案内する「尾鷲セラピストガイド」が2人ずつ同行するほか、会場では希望者に護摩木(1本500円)を配布する。

参加費は八鬼山越え3千円、プチ5千円。昼食は各自で持参する。定員は先着順で各20人。同協会のホームページにある申込用紙に必要事項を記入し、ファクスやメールで送る。問い合わせは同協会=電話0597(23)8261=へ。