【四日市】三泗教育発表振興会(廣瀬琢也会長)は7日、三重県四日市市安島の市文化会館で、小・中学校児童生徒の学習成果を発表する「令和6年度・三泗小中学校科学展・社会科作品展」を開いた。三泗地区74校の優秀作品合わせて988点を展示している。9日まで。
「公害と環境」や「植物」「昆虫」などを研究テーマに、各学年別に展示。小学低学年は、アサガオの生育やセミの飼育観察記録などを、高学年はごみ問題や気象に関する研究成果を展示している。中学生は、非常食に関する研究や防災の取り組みに感想を添えた作品などを並べている。
また、ペットボトルやモーターで作った「電動消しかすクリーナー」や、斬新な水力発電の仕組みを取り入れた「ダムの模型」など、工夫を凝らした科学工作作品も並び、親子連れらでにぎわっていた。
市教委担当者は「身近な疑問の解決や、好きなことをより深く研究した作品が多く、今後が楽しみです」と講評していた。