【伊勢】全国各地の太鼓奏者が集う「神恩感謝 日本太鼓祭」が7、8の両日、三重県伊勢市の伊勢神宮内宮近くのおかげ横丁一帯で開催される。プロ、アマの和太鼓奏者らが演奏を披露するほか、大太鼓の山車の練り歩きなどがある。
恒例の催しで22回目となる。石川県の「御陣乗太鼓保存会」、東京都の和太鼓集団「梵天」、おかげ横丁の太鼓チーム「神恩太鼓」など、子ども太鼓を含む18組、総勢300人が参加。横丁の太鼓櫓や、五十鈴川河川敷特設舞台などで、太鼓の音色を響かせる。
両日の午後2時からは、大太鼓を乗せた山車が、にぎやかにおはらい町通りを練り歩く「太鼓巡行」がある。太鼓や祭りに関わる商品を販売する屋台なども並ぶ。
広報担当者は「伝統芸能の太鼓や、現代の創作太鼓など、さまざまな音色が楽しめる機会。まだ暑さの残るおかげ横丁で、熱い太鼓の響きを楽しんで」と来場を呼びかけている。
問い合わせは同横丁=電話0596(23)8838=へ。