要塞化進む沖縄映す 15日、亀山で「戦雲」上映会 三重

【ドキュメンタリー自主映画「戦雲」を知らせるチラシ=亀山市内で】

【亀山】亀山の市民団体「亀山九条の会」(服部厚子代表)は15日、三重県亀山市東御幸町の市文化会館内中央コミュニティセンターで、ドキュメンタリー自主映画「戦雲(いくさふむ)」(三上智恵監督)の上映会を開く。県内では初の上映となる。

上映は午後1時半、午後6時半の2回。いずれも一般は千円。高校生は500円。中学生以下無料。

自主映画「戦雲」は、平成27年から8年かけ、沖縄の南西諸島を巡りながら取材を続けてきた映画監督でジャーナリストの三上氏による、渾身(こんしん)のレポートを映画化した。

服部代表は「沖縄本島と周辺地域の島々で、日米両政府のもと、急速な軍事要塞化が進行している。沖縄以外の人々が現実に目を背けず、映画を通じて、考えるきっかけになれば」と呼びかけている。

問い合わせは同会事務局(川辺一弘)=電話090(8954)1526=へ。