公用車で事故、けがさせる 大紀町が男性職員を減給処分 三重

【度会郡】三重県の大紀町は26日、公用車を運転して事故を起こし、相手にけがをさせたとして、環境水道課の20代の男性職員を、同日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

町によると、男性職員は今月19日に公用車を運転中、方向転換するために大台町のコンビニエンスストアの駐車場内で後退した際、後方不注意により止まっていた車に衝突し、乗っていた男性に頸椎(けいつい)捻挫のけがを負わせた。

男性職員は令和3、4年にも、公用車などによる物損事故を計3回起こしており、地方公務員法(信用失墜行為の禁止)の規定に違反したとして懲戒処分とした。

町は「職員全員が交通ルールを厳守するよう周知を行い、二度とこのようなことのないように再発防止を図る」とコメントした。