市役所など開庁時間を短縮 熊野市、来年1月6日から 三重

【熊野】三重県熊野市の河上敢二市長は26日の定例記者会見で、来年1月6日から市役所本庁や各出張所の開庁時間を短縮すると発表した。本庁では開閉庁時間を現行より15分ずつ繰り上げる。

市によると、短縮する時間帯の来庁者は非常に少ないとし、サービスの維持向上や職員の働き方改革の推進を図る目的だが、職員の勤務時間に変更はないという。

本庁と紀和総合支所(同市紀和町)、保健福祉センター(同市井戸町)の開庁時間(午前8時半―午後5時15分)を午前8時45分―午後5時に。市内の全8出張所の開所時間(午前9時―午後5時)を午前9時―正午と午後1時―午後5時にする。

開庁時間の短縮に伴い、時間外にも使えるオンライン申請の充実を図るほか、事前に電話で予約することで、現行の時間内は従来通りの窓口対応を受け付ける予定。

河上市長は「これから市民に十分な周知を図って理解を求めたい」と話した。