百五銀行平田町駅前支店が新築移転オープン 頭取、鈴鹿市長らテープカット 三重

【テープカットで開店を祝う代表者ら=鈴鹿市算所1丁目の百五銀行平田 町駅前支店で】

【鈴鹿】三重県鈴鹿市算所一丁目の百五銀行平田町駅前支店(山下正芳支店長)が26日、新築移転オープンし、杉浦雅和頭取らによるテープカットで開店を祝った。

旧施設の老朽化に伴い、東側に新築移転した。鉄骨造2階建、敷地面積は2822・94平方メートル、延べ床面積は1312・85平方メートル。旧施設より1・7倍広い。

新店舗は脱炭素化への取り組みとして、エネルギー消費量の削減率に応じて4段階に分類される同行初の「Nearly ZEB」認証を取得。

複層ガラスなどによる断熱性の向上やLED照明の導入などで消費エネルギーの約60パーセントを削減したほか、太陽光パネルの設置で消費エネルギーの約21パーセントを創出する。

テープカットには杉浦頭取のほか、末松則子市長や田中彩子鈴鹿商議所会頭ら5人が参加。

開店式終了後、杉浦頭取は「鈴鹿地区を象徴する店舗となるようますます尽力していく」と話した。