いなべ市、第一生命と包括協定 市民サービス向上へ

【協定書を持つ日沖市長(右)と尾崎支社長=いなべ市役所で】

【いなべ】いなべ市と第一生命保険三重支社(津市栄町)は23日、地域の課題に対応し、市民サービスの向上を目的に包括連携協定を締結した。

健康増進や子育て支援、スポーツ振興など6項目で連携する。がん検診案内や小中学校への金融リテラシー教育などで協力していき、他の事項についても今後協議しながら進める。同支社が県の自治体と包括連携協定を結ぶのは4例目。

市役所であった締結式で、日沖靖市長と尾崎好伸支社長が協定書を交わした。日沖市長は「住民の孤立化への対策など、行政だけではできない役割をお手伝いしてほしい」と話した。

尾崎支社長は「お客様のお宅や職場訪問時の案内など、できることで協力・連携していきたい」と話した。