【熊野】熊野古道やツエノ峰を駆け抜ける「熊野古道トレイルランニングレース」が12月1日に開かれる。三重県の熊野市や民間企業でつくる実行委員会は、高校生以上の大会参加者を募集している。定員は計800人(先着順)。9月30日まで。
実行委によると、大会は未舗装の山道を中心に走り、コースから布引の滝や丸山千枚田の絶景が望める。最大標高差は700メートル超。平成25年から開催し、今年で10回目。昨年は全国各地から617人が参加した。
コースは51・7キロを走るロング(定員330人)▽30・2キロのミドル(同350人)▽10・5キロのショート(同120人)―の3種目。いずれも熊野市紀和B&G海洋センター(同市紀和町)を起点に、制限時間内の完走を目指す。
同大会実行委員会の新谷進会長は「雄大な自然の美しさや歴史、各エイドで味わえる郷土料理など、他にはない魅力が詰まった大会。全国から集まるランナーが熊野の魅力に触れ、交流を深めてほしい」と呼びかけている。
参加費はロングが1万4000円、ミドルが1万1000円、ショートが6500円。22歳以下は割引料金が適用される。参加は大会・イベント申し込みサイト「スポーツエントリー」などから受け付ける。問い合わせは市地域振興課=電話0597(97)1113=へ。