SNS型投資詐欺に注意を 桑名石取祭の見物客に啓発 三重

【うちわを配る少年警察協助員(右)=桑名市の桑名宗社で】

【桑名】桑名石取祭の渡祭(とさい)があった4日夜、三重県の桑名地域生活安全協会と桑名署は、祭り会場の桑名宗社境内で啓発活動に取り組んだ。見物客にうちわを配り、インターネット交流サイト(SNS)を通じて投資を勧める「SNS型投資詐欺」への注意を呼びかけた。

協会員と同署管内の少年警察協助員の9人が参加。「LINE(ライン)を悪用した詐欺被害が増えている。注意して」などと声をかけながら、200人にうちわを配った。

受け取った桑名市東方の片岡有紀子さん(51)は「知人が投資詐欺の被害に遭った。人ごとではない」と気を引き締めていた。