新美工務店が破産手続き開始決定 帝国データバンク四日市発表 三重

帝国データバンク四日市支店は1日、三重県鈴鹿市白子3丁目の新美工務店が津地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。決定は先月24日付。負債は約2億8千万円の見込み。

支店によると、同社は昭和12年創業、38年設立の土木工事業者。造成や配管埋設などの工事を手がけ、平成20年7月期には約4億8300万円の年売上高を計上していた。

一方、コロナ禍の受注低迷で令和4年7月期の年売上高は約9500万円に下落。同月には野外焼却で産廃収集運搬業許可の取消処分を受けた。昨年11月ごろから事業を停止していたという。