9世紀前半の斎王解説 8月2日に講座 明和町の斎宮歴史博物館 三重

【多気郡】斎宮歴史博物館は8月2日午後5時半から、三重県明和町竹川の同館講堂で斎宮イブニング講座「嵯峨朝斎王仁子(よしこ)内親王の前後―9世紀前半の斎王をめぐって―」を開く。定員は先着120人。参加費無料。

同講座は同館職員が研究成果を分かりやすく紹介する。全6回の第2回。同館学芸普及課の榎村寛之主査が講師を務める。斎宮に碁盤の目状の方格街区が造られた平安時代前期に長く斎王を務めながら、記録がほとんど見られない仁子内親王を取り上げ、斎王を巡る政治状況の変化を考える。

問い合わせは同館調査研究課「斎宮イブニング講座」係=電話0596(52)3800=へ。