鶴や祭りテーマに撮影 四日市で「太田寿・出会いの写真展」 三重

【作品を紹介する太田さん(手前)=四日市市安島の市文化会館で】

【四日市】四日市市南垂坂町のアマチュア写真家太田寿さん(85)は26日、同市安島の市文化会館で、6年ぶり16回目の個展「太田寿写真展~出会い」を開いた。「鶴」「祭り」「スナップ」をテーマに、55点を展示している。28日まで。

今年2月に北海道・鶴居村を訪れ、広大な雪原で過ごすタンチョウヅルたちの求愛ダンスや青空を飛翔する姿を捉えた18点が並ぶ。祭りコーナーには、筑波大学園祭の躍動感あふれるよさこいチームや、長崎県のランタン祭りなどを展示している。

また、満開のサクラとコイノボリを楽しむ家族連れなどのスナップ写真も並び、多彩な作品が訪れる人の目を楽しませている。

太田さんは、定年退職を機に写真を始めて25年になる。「写友や子どもの協力のおかげで開催できて感謝。ひととき、心和んでいただけたら光栄です」と話していた。