「全国高文祭」へ活躍誓う 三重県代表生徒が出発式

【第48回全国高等学校総合文化祭での活躍を誓う生徒ら=津市羽所町のアスト津で】

【津】岐阜県を舞台に開催される文化部のインターハイ「第48回全国高等学校総合文化祭岐阜大会」(31日―8月5日)に向けた出発式が26日、津市羽所町のアスト津であり、出場する13校の県代表25人が活躍を誓った。

これまで部門ごとに現地に赴いていたが、大会前に一堂に会して士気を高め、他部門の活動に理解を深めようと初めて出発式を開催。私立暁高バトン部による演舞を皮切りに、各部門の代表が現地での予定や出品作品を披露し、全員で「行くぞ、おー!」と気勢を上げた。

美術・工芸部門に木彫作品を出品する県立伊賀白鳳高2年の坂元龍弥さん(17)は「作品に対する思いは誰にも負けない。全国の仲間から刺激を受け次の作品につなげたい」、弁論部門に出場する県立神戸高2年の加藤ひかるさん(17)は「お茶をテーマに原稿を作った。発表を通して若い世代にお茶の魅力を伝え、大会でいい結果を残したい」と力を込めた。

同祭は芸術文化活動に取り組む生徒が集う国内最大規模の祭典で、22部門で発表、展示、競技がある。県内からは演劇、吹奏楽、写真など16部門に238人が参加する。