乳児に暴行、重傷負わせる 傷害疑いで父親逮捕 三重県警四日市北署

【四日市】生後4カ月の長男に暴行を加えて重傷を負わせたとして、三重県警四日市北署は19日、傷害の疑いで、四日市市富田浜町、会社員舘悠斗容疑者(30)を逮捕した。

逮捕容疑は4日、自宅で長男をベッドに投げつけるなどし、急性硬膜下血腫などの全治数カ月の重傷を負わせた疑い。「泣きやまないことにイライラして、ストレスがたまってやってしまった」と容疑を認めている。

同署によると、北勢児童相談所から8日、「病院から虐待の疑いについて通告があり、男児の一時保護を決定した」と通報があった。男児は市内の病院に入院中で、命に別条はないとみられる。

舘容疑者は妻と長男の3人暮らし。犯行当時、妻は外出していたという。同署は舘容疑者が長男に対して日常的に暴行を加えていた可能性も含めて、詳しい経緯などを調べている。