桑名空襲の朗読劇28日上演 劇団すがお

【本番に向け練習に励む劇団員ら=桑名市内で】

【桑名】朗読や劇などを通して太平洋戦争末期の桑名空襲を伝える活動を続ける「劇団すがお」が、朗読劇「桑名の夏 1945」を28日午前11時からと午後2時からの2回、同市中央町の市パブリックセンターで上演する。

夏恒例の公演。劇団が桑名空襲体験者の声を収集し、まとめた証言集などの中から選んだ14人の体験談を朗読する。

劇団員のほか、今回は地元の小中高生3人も舞台に立つ。加藤武夫代表(81)は「十代の若い人に語り継いでもらうことで、幅広い年代の人に関心を持ってもらえれば」と期待する。

入場料は大人千円、中高生500円。チケットは柿安シティホールや光精工コミュニティプラザなどで販売している。問い合わせは加藤代表=090(8159)4497=へ。