中高生33選手、世界で活躍を チームみえスーパージュニアに指定証交付

【「チームみえスーパージュニア」に指定された選手ら=県庁講堂で】

三重県は5日、国体や五輪などで活躍が期待される中高生の選手を支援する「チームみえスーパージュニア」として、新たに13競技33人を選定し、津市広明町の県庁講堂で指定証交付式を開いた。

県によると、33人の内訳は中学生8人、高校生が25人。競技別ではレスリング9人が最も多く、次いで水球、陸上、スポーツクライミングが各3人。指定期間は年度末まで。

若手選手の育成や強化を目的に、平成26年から毎年指定。県内在住・在学で日本代表として派遣された選手を各競技団体が推薦し、県が強化活動費として1人15万円を支給している。

この日、一見勝之知事が砲丸投げ女子の小川莉緒選手(県立稲生高1年)らに指定証を交付。「パリ五輪には県ゆかりの選手が17人選ばれている。世界で活躍してくれたら本望。全力で応援したい」と激励した。

選手らを代表し、バスケットボール男子の白谷柱誠ジャック選手(四日市メリノール学院中3年)が「県を代表する選手として頑張りたい。応援よろしくお願いします」と決意を語った。

今回を含め、指定を受けた選手は延べ186人となった。過去にはバレーボール男子の西田有志選手(24)や体操競技女子の岡村真選手(19)ら、パリ五輪出場の8人も指定した。